本当に暴力は二度とふるわない?

暴力が原因で別れたカップルは、復縁が難しいケースでもあります。
それは暴力を直すのが意外に難しいことだからです。
復縁を望む側も、望まれる側も、本当に相手が変わったのかをしっかり見極めなければなりません。

まず、どんなきっかけで相手が暴力をふるうことが多かったのかをよく考えます。
浮気などが疑われたとき、相手のトラウマに触れたとき、など、何かしらきっかけが必ずあるはずなのです。
きっかけが見えてくると、暴力をふるってしまった男性も「これを言われると手が出てしまうのだ」と自分の行動を振り返ることができ、ふるわれた女性の側も「これを言うと叩かれる」とわかるようになります。
男性が気持ちを抑える努力をし、女性もきっかけとなる言葉を言わないように注意することで、暴力は抑えられるでしょう。

しかし実際のところ、そのきっかけが明らかにならないこともあり、また手を出しやすい体質(性格)というのは簡単には直りにくいものなのです。
ただ暴力がお酒とセットになっているケースでは、飲酒をやめることで暴力問題が解決する可能性は高いです。
復縁を望む側が「もう酒は1滴も飲まない」という強い意志が持てるかどうかです。
ここで「酒の量を減らす」とか「飲む回数を少なくする」などお酒と復縁をてんびんにかけて迷うようであれば、復縁は無理と言ってよいでしょう。

復縁を望まれる側も、本当にお酒をやめたのかしばらく様子を見て確かめた方がよいです。
暴力の問題は、けしかけて試すわけにいかないので、慎重に見極める必要があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る