価値観の相違で別れたケース

離婚の理由としてよく聞くことのある「価値観の相違」という言葉。
これは趣味が合わない、子育てに関する考え方の違い、将来に対するビジョンの違い、など具体的に挙げると様々で、どれかひとつに理由が定められないときに納得させやすい言い訳として使われます。
また、本当の別れの理由を隠すために「あなたとは価値観が合わなくて…」と切り出すこともあります。

価値観の相違で別れたカップルが復縁するためには、どんな点において価値観が合わなかったのかを明確にしなくてはなりません。
例えば将来起業を目指して計画を立てていた男性と、安定した生活を望む女性が別れる原因となった「将来設計の食い違い」を見てみましょう。
成功するかどうかもわからない起業を目指す男性に将来的な不安を覚えて女性から別れを切り出したとします。
男性はその後、努力の甲斐あって事業を立ち上げ、仕事も波に乗ってきたので彼女との復縁を希望するようになります。
しかしここで女性のプライドを無視して「自分が言った通り、事業は成功したから戻って来い」と自慢する態度をとってはいけません。
「あなたのためにずっと頑張ってきたんだ」と彼女のために努力してきたことをアピールすると、彼女も悪い気はしなく、復縁の可能性も高くなります。

この他、趣味や好みの相違が別れの原因となったケースでは、復縁を望む方がどこまで好きなことを我慢するかが重要になります。
内容によってはお互いが歩み寄ることもありますが、あくまで基本は復縁を望む方が折れることです。
子育てに関する考え方が食い違っていた場合でも、社会的に正しいかどうかではなく、二人の間の問題として考えることが大切です。
自分が正しいと思っていることでも、復縁するために相手を優先させ自分が折れなければならないこともあるでしょう。
そこまでの覚悟がないと、復縁の話はまとまらないでしょう。

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